「感染症のパンデミック」、「巨大地震の可能性」、「ウクライナ侵攻」、「台湾情勢」、「北朝鮮のミサイルと核」、「世界の分断化」、「地球温暖化と自然災害」、「ITによる産業革命」と、世界情勢は混沌としてきており、予断を許さない変化の中にあります。
リスクの増大、分断化による供給網へのインパクト、解決策なのか、新たなる問題の拡大を含む生成AIと巨大IT企業による先導は、混とんとした中での、新しい秩序への挑戦となっています。

もちろん、すべてが企業活動へ影響してきていますが、当社で直接の大きなインパクトとなっているのが、AIと電力市場、カーボンクレジット市場です。

AIに関しては、利用技術の追求で、そのものの何たるかの研究から始まり、今や応用段階への研究や実務での活用段階となっています。AIを使った需要予測、生成AIによる業務効率化の追求へとつながっています。

電力市場は、卸電力市場や非化石証書市場、次につながる電力先物市場関連での、システム開発業務、提案業務です。カーボンクレジット市場では、そもそもの電子売買プラットフォームを持っているので、活用した提案や、相対のJ-クレジット制度、JCM制度からの、透明化したより使いやすいカーボンクレジット市場（排出量取引市場）への昇華段階にある状況を踏まえた活動となっています。

CO2排出に関連するエネルギー市場に属す電力市場へは、前々から接続やバックオフィス業務への関与をしてきましたが、CO2排出の相殺のためのカーボンクレジット市場が創設されるという段階にきており、ますます、ノウハウを生かさなければならない分野が広がっていきます。